受け入れ企業様の声
当組合のサポート担当者が
受け入れ企業様にインタビューしました。
当組合のサポート担当者が
受け入れ企業様にインタビューしました。
同社の行動指針は「真剣勝負」。思わず息をのんでしまう言葉ですが、この「意味」をY会長に尋ねると、真剣勝負とは、命のやりとり。
しかしそこまで緊張しては仕事は続きません。ですからここ一番、おさえるところを真剣勝負するということなんです」。
人一倍明るく元気な会長の思いを、全社員が理解しているのは一目瞭然。
社員も同じく明るく元気で、実習生も同社のカラーに馴染み、挨拶の礼儀正しさ、声の大きさでは、日本人社員に負けていない。
Y会長に実習生の働きぶりについて尋ねると
「全く問題ないです。以前は、中国人にもベトナム人にも苦労させられた経験がありましたが、今は本当に素晴らしい人ばかりで、本当に感謝してます。仕事に対する意欲が違いますね。
日本の労働者の勤労意欲は年々低下しています。不況でここ2年は少し上がっていますが、それでもベトナム人とは比較になりません。そのうち日本がベトナムに働かせて欲しいと頼む時代になりますよ」
真剣勝負の気風は、実習生を迎えてさらにパワーを増している。
ベトナムでいい人材を発掘してきたのは、T.T次長の目利きだとY会長。T.T次長に現地へ面接に行かれたときの採用のポイントを尋ねてみた。
「日本で働いて両親にお金を送ってあげたいというのは、皆が言うこと。特に基準など考えていませんでしたが、『元気があるか』『話をしっかり聞いているか』などを基本に、将来の目標を具体的に言える人を探しました」と。
こうして採用された3人は朝も一番に工場に入り、欠席や早退は一度もない。実習生に強制することなく、自発的に朝早めに出社させることを実現されている。
「作業が早く終わったら、もっと仕事をくださいと言ってきてくれるし、与えられたことをこなしているだけでなく、こうしたらもっと効率が上がるのではないか等、色々提案をしてくれますし、どんどん腕を上げていますよ」
彼らの貪欲とも言える向上心が、全社員のモチベーションアップにも反映されている。
実習生の仕事への取り組みをT.T次長にもっと詳細にお尋ねすると
「一つ一つ手作業ですので、時には失敗することもあります。実習生も時折失敗をしますが、その時は正直に謝りにきます。手慣れた日本人なら、それをまた加工してごまかすことはよくあることですが、彼らは失敗すること自体がものすごく悪いことと思っているため、申し訳ないという気持ちを全面に出してきます。そのあたりにも仕事に対する意識の高さが表れています。
時間効率を上げることも仕事では大切なことだということを彼らは理解しています」
タイムロスとなる失敗品を出してしまうことに、迷惑をかけていると深く感じるようです。
しかし、その発想があるからこそ技術が向上するのでしょう。
そのことがわかるお話として「実習生の一人のタンは仕事の段取りが抜群にうまい!最初に段取りを組み、作業、チェック、工程管理まで全てこなしています」
3人の実習生のライバルは、すでに実習生同士の領域から飛び出し、日本人社員なのかもしれない。
アドバイザーの荘さんは、定期訪問で小まめに足を運んでいただきとてもよくしてもらっていますので、どうか労わってあげて下さい。
お褒めいただいたことを必ず伝えます。
とても喜ぶと思います。
いいアドバイザーの育成も組合の大事な課題ですが、ご満足いただいていることに感謝します。
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