受け入れ企業様の声
当組合のサポート担当者が
受け入れ企業様にインタビューしました。
当組合のサポート担当者が
受け入れ企業様にインタビューしました。
もともとしいたけ工場だったという建物にしては、天井が高くかなり広々しています。
持ち主がいずれ工場などに貸すつもりで、大きなものを建てられていたそうです。
「シイタケ工場だったので、建物は新品に近い状態でとても綺麗でした。これだけの広さがあれば、かなり大きな製品も受注できます。山の中の何もないところですが、静かでベトナム人の実習生は住みよいみたいですね」とU社長。
3月までは暇な時期があり、その間にシイタケ栽培のために下の方にあった窓を高い位置に付け替え、棚をつくったり、ペンキを塗ったり…。実習生もいっしょに全社員で工場の簡単なリフォームをされていました。
窓を上に付け替えたことで、明るく通風も良くなったそうです。
「そうこうするうちに仕事がどんどん入ってきて、今は2交代で朝夜フル稼働しています」
液晶パネルを海外に輸送する際にそれを破損させずに届けるためのパレットが必要です。同社では、その鉄製パレットを製作されています。
0.7mmという極薄の液晶パネルは、木製のパレットなら柔軟で破損しにくいそうですが、あえて鉄でつくるのは、木製は一度運ぶだけで壊れてしまうからです。
鉄製パレットはパネルの破損率が高くなりますが、何度か繰り返し使えるため、コスト面で鉄が採用されています。鉄製でいかに破損が少なく運べるかを試行錯誤されています。
こちらの溶接の仕事は、全く素人でも火さえ怖がらなければ2週間あればできると言われます。
面接の際、現地で溶接のテストをする会社も多いですが、こちらは一切されないそうです。
「ちょっとかじったぐらいで、理屈や自分とのやり方が出てくるよりは、まっ白で来てくれた方が指導しやすいし、覚えも早いです」実際にテストなしで全く問題なく、“うちの会社で覚えてくれたらいい”という方針により確かな技術力を身につき、いい結果をもたらしているようです。
顔色が悪い、体調がすぐれないなど、朝一番の様子を見て「今日はもう帰って休め」とU社長は指示されます。
「危険が伴う仕事だけに、気分がのらないときは怪我のもとになる」と厳しいですが、正しい判断をされています。その他にも、「道具を使った後はちゃんと片付けること」を注意されます。床に置きっぱなしにしているときは「もし自分のパソコンなら、床に放っておくか?」とU社長は実習生達に問い正されます。
会社の大事な道具は自分のもの以上に大事にしないといけない…実習生はそんな基本から学びます。
今回、弊組合からの実習生はニュアン1人ですが、他組合からエンジニア4人、実習生3人を受け入れているため、全部で8人のベトナム人がいます。
ニュアンは日本語の勉強も熱心で、愛想もよく、「社長、おはよう!」と話しかけてくるそうですが、その後の言葉がまだ続かないようです。
日本に来て8ヶ月、作文などはよく書けていて、後一歩の上達を社長も期待されています。
同社には近隣の工場からベトナム人がよく遊びに来るそうです。
山の中で木々に囲まれ大きな音楽をかけ、大声で話をできるのが、ベトナムの環境を彷彿させるからでしょうか?
同じ国の人間が集まって楽しくおしゃべりするぐらいは問題ないので、敷地内に他の工場の実習生が出入りすることは許可されています。
ただし、社長に挨拶ができることが最低条件。実習生たちが集まってくるのは社長の人柄もあってのことでしょう。
ところで、最初に実習・実習生として3年働いた子は「また社長に会いにきていいか?」といってベトナムに帰りました。
一年後の今年、本当に日本遊びにきたそうです。しかし、打ち合わせなしに突然きて、社長のところに3ヶ月滞在すると申請していたそうですが、聞いていなかったので社長もフォローができず、関空からそのままベトナムに帰らされたそうです。
「今度はちゃんと打ち合わせしてから来る」と言って帰ったそうです。
面倒見がよく、懐の広い社長を慕って、きっとまたやって来ることでしょう。
体調のことで困ったことが出てきたときに、通訳さんにすぐに来てもらいたいです。
ベトナム語がかわらないと、本人の状態がわからないので、サポートしてもらいたいです。
ちょっとしたことでも、いつでも連絡してください。
できる限り迅速に対応させていただきます。
色々実習生にご配慮していただき有難うございます。
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