受け入れ企業様の声
当組合のサポート担当者が
受け入れ企業様にインタビューしました。
当組合のサポート担当者が
受け入れ企業様にインタビューしました。
初めは言葉がわからない分、“目の前にある仕事を覚えよう”という気持ちの必死さが伝わりました。
何事にも一所懸命。何か指示を出した際は「ハイッ!」という元気な返事が返ってきて、テキパキ動くので、教えている社員も、それを見ている社員も感化され、“自分も頑張ろう!!”という気持ちが出てきたと思います。
社内の雰囲気も、実習生によく声を掛けることから、全体的にコミュニケーション力がアップしました。
“実習生が中心”じゃないですけど、実習生のおかげで社内の雰囲気も明るくなり、作業効率も上がりました。
鋳造作業では温度が1650度まで上がり、ちょっとしたことが大きな災害に繋がるので、特に時間をかけて教えました。初めの頃は自分が早口なこともあり、実習生が日本語を聞き取れないという所で苦労をしました。細かく説明したい部分がうまく伝わらない時は、何度も何度も見させて指導をしました。理解していなくても、敢えてやらせて、わざと失敗させてから指摘をし、学んでもらうような指導方法も行いました。
仕事に慣れてきたなと思ったのは仕事でよく使う言葉を覚えて、使うようになってきた頃でしょうか。
月日を重ねるごとに技術も日本語力も上達し、3年間のなかで仕事に対する意見も言ってくるようになりました。
日々考えながら仕事をし、気付きや考えを人に伝えることができることは良い事だと思っています。
組合からの日本語教材やありがとう作文コンクールの他、日本語力の向上策として「会社では日本語で話してください」と決めたり、毎週月曜日に「1分間スピーチ」をしていました。個人的には週1回、ボランティアセンターにも行って勉強していたようです。
「日本語能力試験」の聞き取り試験を聞きましたが、日本人でも難しく、理解しにくい内容ですね。
1期生の1人はN2に合格しました。1人は合格こそできませんでしたが、実力は十分あり、組合の「ありがとう作文コンクール」で「会社の人に感謝していることです」という題目で佳作を取りました。
実習生の努力が目に見えた形となって、嬉しかったです。
1期生は本当に誰にも頼ることができない環境だったので、目の前のことを必死にやっている雰囲気がありましたね。みんなも初めての受け入れだったので、そんな彼らに刺激を受けると共に、かわいがっていました。2期生は良くも悪くも、そういった新鮮さが少しなくなるじゃないですか。2期生自身も先輩がいる安心感がありますし。そういった違いはあるかと思います。あとは1期生はタバコは吸わない、お酒は時々飲むぐらいですが、2期生はタバコを吸う、お酒を飲む。といった違いもあります。ただ、全員自己主張が強いタイプではないので、生活面も含めて問題なく行っていると思います。
「遠い国から2人だけで来て‥色々連れて行ってあげよう!」と、観光や服などを買いに出かけたり、ボウリングやBBQをしたりしていました。今も一緒に出掛けたり、実習生の寮で一緒にご飯をしたりすることがありますが、半年~1年が過ぎるころには、1分間スピーチで「友達と〇〇へ行った」という話をよく聞きました。「友達って誰?」と聞くと、同じように日本にいる実習生だそうです。SNSでのネットワーク交流がすごく、日本でも友人だらけのようでした。びっくりですよね。彼らだけで東京、神奈川、千葉、名古屋、京都、奈良などにも行っているようです。もしかしたら日本人より色々な所へ行っているかもしれません。早いもので、1期生は帰国となりますが、3年間の実習生活で日本を満喫してくれたなら良かったと思います。
十分していただいています。
他企業で実習生や他組合の話も聞きますが、色々あって大変そうやね~と思いながら聞いています。
受け入れ企業様
場所 | 大阪府 |
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事業内容 | ステンレスバルブ鋳鍛鋼弁・高圧特殊バルブ製造・販売 |
作業 | 非鉄金属鋳物鋳造作業、普通旋盤作業 |
国籍 | ベトナム |
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