受け入れ企業様の声
当組合のサポート担当者が
受け入れ企業様にインタビューしました。
当組合のサポート担当者が
受け入れ企業様にインタビューしました。
例年、人手不足に悩まされていたところ、「技能実習生」という制度があることを知りました。最初は人手不足を解消するために検討していましたが、若くて意欲のある海外人材を受け入れることで、社内にもっと活気が生まれるのではないかと思いました。
もう一つのきっかけは、関西技術協力センターからインドネシア人の受け入れを薦められ、国の特徴や文化、宗教などについてお話を伺いました。インドネシアは正直あまり馴染みのない国でしたが、いざ人の特徴を聞いてみると真面目で明るそうな印象を受けたため、3名のインドネシア人実習生を受け入れることにしました。文化や宗教の違いはありますが、事前に違いについて説明を聞いていたので驚くこともなく、仕事に支障が出るほどでもありませんでした。
弊社の採用ポイントは「実習生の雰囲気と性格のバランス」です。多くの人が実習を希望して面接に参加してくれましたが、通訳を介して行われ、実習生と直接日本語で会話することはありませんでした。そのため、人の雰囲気を見て、弊社と合いそうな人を採用するようにしました。
また、当初2名の採用予定でしたが、もし二人が喧嘩しても仲裁役がいれば、仲良く実習生活を過ごすことができるのではないかと思い、採用人数を3名に増員しました。
配属初日、歓迎会を開いて会社の皆さんに実習生たちを紹介しました。普通、初日は挨拶と自己紹介だけで終わることが多いですが、会社の人とは年齢が近いことからすぐに仲良くなったように見えました。また、実習生たちは積極的に日本語でコミュニケーションを取って仲良くなろうとしてくれました。会社の皆に直接実習生の第一印象について聞いてはいませんが、社交的で努力する姿勢に良い印象を持っていると思います。
弊社では以前から中国や韓国・ベトナムの方も採用しており、外国人社員に対して理解を持っている社員が多いです。ある程度仲良くなるまでは時間がかかるかもしれませんが、それは実習生がインドネシア人だからという理由より入社したばかりだからだと思います。配属から4カ月が経った今、彼らは日本語も上達してたまに会社の人と軽く冗談を言い合える程自然な雰囲気になっているように感じます。
実習生たちはまだ配属して数ヶ月ですのでできる業務は少ないです。しかし、しっかりと挨拶ができており、仕事においても受け身にならず自分たちにできることがあれば積極的に手伝おうとしてくれます。また、彼らはイスラム教を信じていて、祈りの習慣がありますが、本人たちが周りに迷惑をかけないように気を使っているようで、仕事に支障を与えたりすることも特にありません。
入社したての頃、実習生たちを家に招待し、一緒にたこ焼きパーティーをしました。当日、彼らは「今までたこ焼きを食べたことはあっても、自ら作ったことはなく、材料の選び方や作り方等全てが新鮮で良い思い出になった」と言ってくれました。
一方、実習生の一人は皆で美味しいものを食べていると、母国の家族が恋しくなったようでした。言葉も文化も違う異国で暮らしてホームシックを経験しながらも頑張っている彼らを見て、これからもプライベートで頻繁に交流して良い経験をさせてあげたいと思いました。
彼らは今も他の社員たちと円満な人間関係を築いており、担当業務もしっかりやってくれています。我々は実習生だからとか、外国人だからといってそれ以上何かを期待していません。むしろ、他の日本人社員と同じように接しています。もし会社が期待しすぎてしまうと、実習生たちはプレッシャーを感じて今後やりにくくなると思います。実習生を「特別扱いをしないこと」、それが彼らと上手くいく秘訣ですかね。まだまだこれからですが、残りの実習生活も今まで通りに過ごしてもらえたらそれで充分です。
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