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イベント、実習生の様子などを紹介しています。
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外国人材が注目を集める今、よりよい受入れを実現させるためにも「どうすれば、外国人材から選ばれる企業になれるか」という視点が大切だと言えます。
今回は、その視点に大きなヒントを与えてくれる大阪にある金属加工会社様の活用事例をご紹介いたします。
もともと外国人材の活用を行っていましたが、技能実習生の受け入れは初めてでした。採用時に重視したポイントや、仕事で円滑にコミュニケーションを取るためのコツをお聞きしました。ぜひ参考にしてください。
【技能実習生受入れの背景】
同社では、例年人手不足に悩まされていたところ、「技能実習生」制度を知り、導入を検討しました。当初は単なる人手不足解消が目的でしたが、若く意欲的な海外人材を受け入れることで、社内に新たな活気も生まれるのではないかと考え、受け入れを決定。国の文化や宗教、特徴について説明を受けた結果、真面目で明るい性格の実習生が多いことを知り、インドネシア人の採用を決めました。
【採用時の工夫】
採用時には、単なるスキルや経験ではなく、職場の雰囲気に合うかどうかを重視。また、実習生同士が支え合えるよう、当初2名の予定より1名多い3名を採用しました。その結果、仕事だけでなく日常生活でも助け合う関係が生まれ、より円滑な実習生活を送ることができています。
【実習生の宗教習慣を尊重】
インドネシア人実習生の受け入れ企業として、社員同士の食事会や休憩中のお祈りなど、宗教上の習慣に配慮することも、良好な関係づくりには大切です。
【社員とのイベント実施】
印象的なエピソードとして、ある社員が入社間もない頃に実習生を自宅に招き、たこ焼きホームパーティーを開催しました。実習生たちは母国の家族を思い出し、ホームシックになる様子も見られましたが、もともとパーティー好きな性格であったことや、自分でたこ焼きを作るのが初めての経験だったこともあり、とても楽しんでくれたようです。このように日常生活のサポートを行うことで、お互いのコミュニケーションが深まりました。
【特別扱いしない!】
外国人実習生との円満な関係を築くコツは、「特別扱いしないこと」です。外国人だからといって区別をしたり、また、過度な期待をせず、日本人社員と同じように接することで、実習生自身も自然体で働けるようになり、職場にも溶け込みやすくなります。
上記のように適切なサポート体制があれば、技能実習生は大きな戦力となり、職場に新たな活気をもたらします。配属から3ヵ月もすると、実習生たちは業務に慣れ、日本語で冗談を言い合えるほどに成長しました。責任感を持ち、積極的に業務に取り組んでいます。
お互いが気持ちよく仕事ができるような配慮はもちろん必要ですが、特別なことではなく、簡単ですぐに実践できる工夫も数多くあります。
20年以上のサポートを通じて、多くの企業様の成功例を蓄積していますので、ご興味があれば、お気軽にお問い合わせください!
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