受け入れ企業様の声
当組合のサポート担当者が
受け入れ企業様にインタビューしました。
当組合のサポート担当者が
受け入れ企業様にインタビューしました。
受け入れ企業を見学し、メリット、デメリットを色々と伺いました。情報が少ないままではありましたが、とりあえず2名を受け入れてみることに。人物について面接で見極めるのは、正直難しいです。大事にしていることや将来のことについて尋ね、「周りと少し違うな」と思った人を採用することにしました。
コミュニケーションはとれるのだろうか、どんな人なのだろう、という不安はありましたが、悩んでいても仕方がありません。「とりあえず来てもらおう!」と、受け入れの準備を整えました。社員たちは彼らを温かく迎え入れてくれました。「大きな声でゆっくり話す」「ジェスチャーを交える」など伝え方にさえ気を付ければ、コミュニケーションで困ることは特にありませんでした。実習生のことを下に見る社員が少なからずいましたので、外国人だと色眼鏡で見ず同等に接するなど、分かり合える努力をしました。
エンジニアが5名います。全て元実習生である先輩なので、良い見本となってくれています。目標となる人がいることは彼らに良い影響を与えるとは思いますが、最近は実習生のハングリーさが減ってきているので、先輩のようになりたい!と思ってくれているのかどうかはよくわかりません。よい先輩がいるがために、日本語が不要になるというデメリットもあります。日本語については厳しく言っており、N2まで取って欲しいところですが、実際はN3で良いと思っている実習生が多いです。確かに、N3程度の日本語力があれば、実習する上で不自由はありません。それ以上を取るに至る動機付けが必要なのだと思います。残業をしたい実習生がいれば、勉強を頑張っている者から選ぶようにしています。また、本人が希望し日本語ができるのであれば、特定技能外国人として雇用を継続することも考えています。
寮で騒いで、近所にご迷惑をおかけしました。良いことは多すぎてひとつひとつ覚えていません。当社では、花見、BBQ、旅行、忘年会と、年に4回イベントを開催しています。社員、実習生関係なく、費用は会社持ちです。実習生たちは、みんなで楽しめることをとても喜んでいました。今年はコロナでどうなるか分かりませんが、機会があれば開催し、楽しんでもらいたいと思っています。
共同生活をする寮には、ひとり部屋を用意しています。プライベート空間を確保することで、実習生同士の良好な関係が保たれているように思います。仲が悪くなるといったトラブルは、これまで一度もありません。また、元々男性だけだったところに、数年前から女性実習生も採用しています。こちらの不安をよそに、性別関係なく仲良くなってくれました。それぞれが特性を活かしながら、実習も頑張ってくれています。
我々の期待ではなく、彼らが何をやりたいかではないでしょうか。彼らの中には、日本に来ることがゴールになっている者もいます。その先に目標があるのであれば、そのために必要なことは惜しみなく協力します。
国籍分け隔てなく接することが、実習生受け入れを成功させるためには不可欠です。決して壁を作らないことです!
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