受け入れ企業様の声
当組合のサポート担当者が
受け入れ企業様にインタビューしました。
当組合のサポート担当者が
受け入れ企業様にインタビューしました。
親会社が以前より別の職種で外国人技能実習生を受け入れており、そんな中、数年前にそう菜職種での受け入れが可能になりました。当社では留学生を入れていましたが、地域的に留学生自体がそう多くはありませんし、時間や期間の制約が難点でした。実習生の定着率の高さによる生産安定、意欲の高さなど多くのメリットがあったため、留学生と並行して受け入れることになりました。
海外人材は初めてではなかったため不安は全くなく、むしろ大歓迎でした。カタコトでも日本語が通じたので、配属後の印象もとてもよかったです。一緒に仕事をするパート社員とは、すぐに仲良くなっていました。若い女性が増え、職場の雰囲気も明るくなったように思います。
多岐にわたる仕事をローテーションで回しています。実習生専用の作業はなく、ほぼ日本人と同じことをしています。日本人でないとできない仕事が少ないからです。ただし加熱作業については、記入・帳票などで日本語力が必要になるのと、重いものを持つ必要があり女性では辛いこともあるのでやっていません。
同じ作業を黙々とやるには女性の方が向いていると思うので女性にしています。面接だけで見極めるのは難しいところもあるのですが、積極的に手を挙げたり、自らリーダーに立候補したり、「頑張ります!」とやる気を見せてくれたりするような実習生は採用したいと思います。その他、手先の器用さのテストでの動きや、視力を重視しています。
真面目によくやっています。慣れてくると年輩のパートさんよりも仕事が早いです。目が良いので、毛髪などの異物を発見する能力に助けられています。盛り付けの見た目の良し悪しについては日本人の感覚との違いを感じることもありますが、理解すればきちんと指示通りやってくれますね。
言葉だけでの説明に頼ると、一般的な言葉は理解できても専門用語は理解できなかったり、早口の日本語を聞き取れなかったりするので、実際に作業を見せながらOJTで教えています。また、実習生手帳に一生懸命ひらがなで質問を書いてくるので、それらに答えるようにしています。しかし、日本人があまり使わない言葉を使ってくるので、我々が理解できないこともあります。
実習生同士でなく日本人と実習生を一緒に配置することにより、日本語ができないと仕事ができない環境を作っています。自然と日本語でのコミュニケーションが増え、どんどん日本語を覚えていきましたね。
ただし、2期生以降は1期生より日本語力が落ちてしまったように思います。先輩実習生がベトナム語で仕事を教えることがあるからです。1期生はやらざるを得なかったけれども、それ以降は個人差が大きくなったという方が正確かもしれません。
袋を切ったりプラスチックのひもを切ったりするのに包丁を使うことがあるのですが、切れ味が悪くなった時に床のコンクリートで研いでいました。固いところでやれば切れ味が良くなることは知っているようですが、床は汚いものだという概念を知らなかったようです。さすがに日本ではやらないことなので、どうすればよいのかを聞いてくれれば「砥石で研ぐように」と伝えたのですが・・・。実習生たちにとっては特別なことだという認識はなく、文化の違いから起こってしまったことだと思います。
新年会、花見、カラオケ、ボウリングなど色々やります。彼女たちはビールも結構飲みますよ。カラオケは恥ずかしがりながらも歌ってくれます。中島みゆきの「糸」を歌えることに驚きました。次の年の実習生も同じ歌を歌っていたので更なる驚きでした。カラオケは海外でも「カラオケ」で通じるほど浸透しているので、良いコミュニケーションツールだと思います。ボウリングはやったことがなかったようですが、ルールは理解してもらえました。
技能実習制度はずいぶん前からやってはいるものの、技能実習機構ができたり、海外人材に対しては政府も色々と新しいことを打ち出したりと少しずつ変化してきていますので、それらを理解したうえで受け入れることが必要だと思います。ブラック企業が実習生を受け入れるという話を新聞などでも見ることがありますが、実習生を単なる労働者と考えない会社であって欲しいですね。また監理団体に関しては、正しい情報提供、きちんとしたフォローのできる実績ある監理団体を選ぶべきだと思います。
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